Life in City of Brotherly Love

2017年〜2018年にかけてのK1ビザのプロセスや、国際結婚、フィラデルフィアでの生活の記録です

"Too Married":K1ビザを取得するには結婚しすぎ?

無事にK1ビザを取得でき、ほっとしながらも2日後の渡米に向けて荷造り中です。

 

 

今回K1ビザを申請するにあたって、ブログやVisa Journeyからたくさん情報を得ていました。

ブログやVisa Journeyから得られる情報は、USCISのサイトよりも断然にわかりやすく、また『そんなん、どこにもUSCISのサイトに載ってないやんー!』っという情報も発見。

 

 

そのうちの1つが、K1ビザ申請前または申請中に、結婚式をあげた場合、"Too Married"としてK1ビザが却下されることがあるということ。

 

 

K1ビザを申請できる条件に、

”お互いに結婚していない状態であること”

っというのがあります。

 

私の中で”結婚”=”籍を入れている”だったのですが、籍を入れずに結婚式を挙げても、

”結婚している”とみなされて、K1ビザを拒否されるケースがあるとのこと。

 

ただ、ここでよく分からないのが、結婚式は挙げたけど籍を入れてない状態で、Spouse Visa (グリーンカード)が申請できるのかというと”Not Married Enough”ということで、申請不可。

 

グリーンカードを申請するには、やっぱり籍を入れとく必要があります。

USCISさんよ、なんか言ってること矛盾してない。。。?

 

 

日本で、結婚式を挙げたとしても籍を入れなかったら正式な”夫婦”ではない。(書類上ね。)

っと思っていた私は、Visa Journeyでこの情報を見てびっくり。

 

 

さらに、Beneficiary側の文化や宗教によって、ド派手に婚約パーティーをするところもあるようです。

その婚約パーティーの写真を”Evidence of Relationship”として提出すると、それをUSCIS側が「これは結婚式だ!」っと勝手に決めつけてK1ビザ申請を却下する。

ということが、何度も行われているようです。

 

「これは結婚式ではなく、OO宗教(または国)の婚約パーティーだ。」

っと言っても、USCIS側が「これは結婚式」と決めると、ビザ申請は却下されるようです。

 

 

USCISさん、なんでそんなに無知なの、、、、?

「移民を迎えたくない」っという態度が明らさまに出てるな〜。

婚約パーティーでさえも、結婚式だと見なされてビザ申請が却下。

そんなこと、どこにもUSCISのサイトには書いてないやん。

 

初めから、K1ビザ申請対象者の決まりに、

  • 婚約パーティーをしていない者
  • 婚姻届(アメリカならMarriage Certificate)を提出していなくても、結婚式やそれと似たような式(人前式とか)を挙げていない者

って書いておけばいいのに。。

 

高い申請料金取るだけ取って、もともと書いていない決まりなのに後から理由つけて却下する。

アメリカのこういうところ、吐き気します。ほんま。

 

 

1番納得いかないのが、USCIS側でもグリーンカードを取得するには、「結婚式を挙げているだけでば”結婚している”とならないから、婚姻届を出している必要がある」っと言っているのに、籍入れずに結婚式を挙げてたらK1はダメ。

 

 

Visa Journeyで色々と読んでいると、結婚式を挙げてて、その写真をUSCISに提出してても、それについて質問されたが、K1ビザを取得した方も中にはいるみたい。

でも、割合的にはかなりレアだと思います。

その方は、「祖母が病気であとどれだけ生きれるかわからなかった。アメリカに来ることができない祖母に、自分の結婚式にいて欲しかった。」

っと答えたと言っていましたが。。。。

 

 

本当によくわからない。。。

世界には、偽装結婚をしてグリーンカードを取得した人もいれば、

本当の結婚なのになんらかの理由でグリーンカードが通らなかった人もいる。

本当に不思議。

 

 

アメリカでInterracial Marriageが認められたのが1967年。

まだまだつい最近のことなんだな。

自分も、あんまり深く考えないうちに、Interracial Marriageの一員になって、”移民”になるんだなぁと。

今では”当たり前”にある権利も、昔に誰かが戦ってくれたおかげである権利なんだと、感謝です。

 

 

ちょっと最後は話が変わってしまいましたが、

こういうこともVisa Journeyをやっていなければ分からなかったことなので、

これからK1ビザ申請を考えている方のお役に立てればなと思います^^